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携帯小説とは

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最近、映画や書籍化で若い女性を中心に大人気になっている携帯小説ですが、ベストセラーになった「恋空」をはじめオンライン上にはたくさんの携帯小説があります。

映画化されるほど、内容が濃くて泣ける話のものや、だれでも投稿ができるというところから、稚拙な内容のものまでたくさんあるようです。

電車の中やふとんの中でも読めると言う点では、実際の書籍と同じですね。

ページをめくる感覚と、サイトの『次のページ』のリンクを押す感覚は似ているのかもしれませんね。

携帯小説野いちご

恋愛小説が多いといわれる携帯小説。
若い女性対象なのかと敬遠していましたが、多くの文学賞を受賞した作家の瀬戸内寂聴さんが、源氏物語の一部をモチーフにした現代の恋愛小説「あしたの虹」という作品を携帯小説サイト『野いちご』に『パープル』というペンネームで掲載されたそうです。
寂聴さんも携帯小説は若い人向けだと思っていたそうですが、これだけ人気があるのはどうしてなんだろう、と携帯小説サイトをいくつか見て、自分も投稿してみようと思ったんだそうですよ。
女子高生が主人公で女性の心理描写や性の描写も尼僧らしくなく、文体や言葉遣いも若い人向けにするなど、86歳の尼僧である寂聴さんが挑戦する好奇心もアッパレですよね。
書籍化もされているそうです。

瀬戸内寂聴さんのケータイ小説

瀬戸内寂聴さんは、源氏物語を現代語に訳し、文化勲章も受け、文化人として評価されています。
そんな社会的に高い評価を受けている人なのに、ケイタイ小説は小説ではない!、文学作品と呼べない、などとの批評が多い分野に対して、『それでも人気があるのはどうしてだろう』と興味をもち、挑戦するというのは、なかなか出来ることではなく、すごいとしか言いようがありません。

瀬戸内寂聴さん作品集

波乱万丈の人生を送り、出家をしてもなお艶のある文章で、源氏物語の現代語訳や、数々の小説を執筆されています。
その根底に女性というものがあるからこそ、ベストセラーも多いのだと思います。
わかりやすくためになる法話で、若い人から年配の方までファンの多い法話集も有名ですね。
そんな寂聴さんの小説だからこそ、携帯小説でもリアルな恋愛表現ができて、人気があるのもうなづけますね。

あしたの虹のストーリー

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両親の離婚に振り回され、何事にもどこか冷めた態度の女子高生・ユーリ。

寂しさを埋めるように男と関係を持ってしまうが、バイト先の超イケメン・ヒカルを一目見たとたん、周りが見えなくなる程の激しい恋に落ちる。

頬に火傷の跡があるミステリアスなヒカルも、ユーリの中に亡き母の面影を見つけ、ユーリに好意を寄せる。

しかし過去のある出来事が原因で、ユーリの愛を拒絶してしまうヒカル。

本当の愛に目覚めたユーリが好きになったのは、幸福から逃げる男。

ふたりの運命の恋の結末は――?