宮部みゆき 作品と新刊
宮部みゆきは時代小説とするどい展開が魅力のサスペンスものが魅力の直木賞受賞の作家。
宮部みゆきの作品と新刊のご紹介。模倣犯、楽園、ブレイブ・ストーリー、理由、火車について
模倣犯(宮部みゆき)
いつもの中居くんとは一味違った、クールなピースはかっこよかったけれど、さっぱり意味の分からない映画と酷評も多い。
原作は上下2冊で長編のサスペンス。
あまりの長さに最後まで読みきれないという人も多いが、登場人物のプロフィールや感情などをキメ細やかに表現している。
あまりの長編小説のため映画化によりストーリーや人物像にかなり加工が加えられてしまった結果で、宮部ファン、原作者の宮部みゆき本人も試写会で席を立ってしまうなど、さまざまなエピソードが残る作品となってしまったようだ。
宮部みゆき作品
時代小説とするどい展開が魅力のサスペンスものが魅力の直木賞受賞の作家。
数多くの作品がドラマ化・映画化されている。
2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。
『おそろし 三島屋変調百物語事始』 角川書店
『孤宿の人(上・下)』 新人物ノベルス
『マサの留守番』 青い鳥文庫
『淋しい狩人』 新潮社
『レベル7』 新潮社
『我らが隣人の犯罪』 新潮社
『魔術はささやく』 新潮社
ブレイブ・ストーリー(宮部みゆき)
私生活でもゲーム好きで知られている宮部みゆきさんの作品。
子供向けに文庫化・アニメ映画化もされているが、原作は大人が読んでも十分楽しめるファンタジー長編です。
楽園(宮部みゆき)
前作「模倣犯」の続編というか、登場人物のひとりのフリーライターの女性のその後を描く、宮部みゆきが得意とするサイコメトラー系の長編小説。
模倣犯のような猟奇的殺人でもないし愉快犯的なものでもなく、ある一家の暗い過去にまつわるものです。
宮部作品らしく登場人物について細かく書き込んであるものの、事件の方がぼやけてしまった感もある。