【過活動膀胱に朗報!】「ボツリヌス毒素注射法」に健康保険が適用

過活動膀胱の症状とは?

「尿漏れ」「頻尿」に悩まされる過活動膀胱とは、神経系の病気などで脳によるぼうこうのコントロールがうまくできなくなり、急に我慢できないほどの尿意に襲われる病気です。
40歳以上の8人に1人が過活動膀胱の症状に悩まされていると言いますが、現在新しい治療法が広がっています。

健康保険適用となった「ベオーバ」

また、副作用がすくない新薬が健康保険の適用となりました。
これまでの薬では、認知症のリスクをあげてしまうことや、膀胱の容量を広げる薬は、妊婦には使えないなどの副作用や注意が必要でした。
今回保険適用となった「ベオーバ」はこれまでの副作用がほとんどないとされています。

新しい治療法「ボツリヌス毒素注射法」

その治療法とは、「ボツリヌス菌」の毒素を注射するというもの。
ボツリヌス毒素注射法を行うと、膀胱が過度に収縮して起こる「過活動膀胱」の症状が緩和するというものです。
ボツリヌス菌注射は、美容外科でしわを防ぐなどの美容目的や、痙縮の治療で使用されています。
ボツリヌス菌の毒素は筋肉を麻痺させる効果があり、この毒素を膀胱に注射して過度に収縮するのを防ぐということです。

ゼリー状の薬剤により尿道に麻酔を施したうえ、針のついたぼうこう鏡を尿道から入れてぼうこう壁の約20カ所に注射する。病院によっては1日入院する必要があるが、基本的には日帰りで受けられる。施術する医師はボツリヌス毒素を販売する製薬会社の研修を受ける必要がある。効果は4カ月から8カ月ほど持続するという。

富山労災病院 難治性過活動膀胱の新治療法

「ボツリヌス毒素注射法」の副作用

「ボツリヌス毒素注射法」は副作用がまったくないわけではなく、注射が効きすぎて膀胱が収縮しなくなり逆に尿が出にくくなったり、たまりすぎて尿毒症になる危険も少なからず発生はするそうです。
「ボツリヌス毒素注射法」も保険適用となり、1回3万~5万円ほどの自己負担で施術できるようになりました。
注射の量や施術の回数などは、医師と相談しましょう。

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